小学校受験を乗り切る!シングルマザー&共働き家庭の時間効率術

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小学校受験

アラサーシングルマザーです。
実家援助なし、低所得世帯でしたが娘の小学校受験に挑戦しました。
結果は受けた学校全て合格。
国立小学校へと進学します。

好きなもの 読書
好きな食べ物 さんまの塩焼き
苦手なもの ホラー

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小学校受験について

小学校受験対策は机に向かって勉強をするわけではありません。お手伝い、運動、工作などさまざまなことが学びへとつながっていきます。小学校受験のために毎日の時間を全て割くことができればいいですが、シングルマザーや共働き家庭の方にとってそうはいきません。

お仕事をしたり、家事をする必要があります。私も仕事をしながらわが子の小学校受験のサポートをしてきました。

フルタイムで仕事をしながら小学校受験の準備をすることは大変で、最初の頃は毎日目まぐるしく死後していました。けれど、少しずつ工夫をして、慣れてきた頃には毎日の小学校受験対策が楽しく思えるようになりました。

小学校受験対策は日々の経験が学びとなり、力になっていきます。日々成長していくわが子を見るのは本当に愛おしいです。

小学校受験をしなくても、この尊い時間を大切にしたい。心からそう感じます。

シングルマザーや共働き家庭の方は特に毎日忙しい日々を過ごしていると思います。そんな中でも少しの工夫で心の余裕が出てきますので、できるところから始めてみてくださいね。

小学校受験における時間効率術

小学校受験は、親子ともに多くの準備と努力が必要です。特にシングルマザーや共働き家庭の方にとっては、時間の制約が厳しいことでしょう。しかし、忙しい日々の中でも効率的に受験準備を進める方法があります。ここでは、小学校受験における時間効率術に焦点を当て、シングルマザー&共働き家庭の方々がストレスなく準備を進めるためのヒントをお話ししますね。

今のスケジュールを把握する

小学校受験対策を進めるためには、まずは家族のスケジュールを見直してみてください。共働き家庭であれば、仕事や子どもの学校や習い事など、多くの予定が組まれています。しかし、効率的な時間の使い方を考えることで、無駄な時間を減らし小学校受験勉強対策に集中できる時間を確保できます。

簡単なことですが、普段の生活で無駄なところがないか洗い出すことは大切です。お金の節約をする時もそうですが、自分が今なににどれだけ使っているか把握することで、その後の対策ができます。

少しめんどくさいかもしれませんが、今後の時間効率化に関わってきますよ。

子どもとのコミュニケーションを大切に

シングルマザーの場合、自分一人で子育てや小学校受験の準備を進めることが難しいかもしれません。しかし、子どもとのコミュニケーションを大切にすることで、受験勉強の時間を有効活用できます。例えば、家事や買い物の時間にも子どもと一緒に参加し、その中で学習や会話を通じて成長させることができます。

お手伝いや遊びを少し工夫するだけで、学びがどんどん増えていきますよ。子どもは遊びからたくさんのことを学んでいきますが、それをより学び多いものにするためには保護者の方のサポートが必要です。

小学校受験対策にもなるお手伝いについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

試験当日から逆算する

忙しい日々の中で小学校受験の対策を進めるには、目標を明確にすることが重要です。どの科目やテーマに重点を置くか、何に時間を費やすべきかを考え、計画を立てましょう。

小学校受験の試験当日までになりたい姿を想像して、そこから逆算をしていきます。志望校によってそのような子どもが望まれるかは変わってきます。学校研究もしっかりと行なっていきましょう。学校がどのような児童を望んでいるかは、ホームページや過去問を見ることである程度確認できます。国立小学校はほとんどの場合、学校見学を行なっていません。そのため私立小学校と比べて学校研究が難しいですが、どのような子どもが「キラリと輝くか」「自分の子どもはどのように育ってほしいか」を今一度考えてみてくださいね。

お話の記憶によく季節問題が出る、図形問題が毎年出ている、運動考査に重きを置いている、過去問を見るといろいろな情報がつかめます。そこから求める児童像を想像することもできますよ。

図形問題についてはこちらの記事で書いています。

目標を明確にして、それに向かってスケジュールを立ててみてくださいね。私は、試験当日から逆算的にスケジュールを立てて、毎月振り返りを行なっていました。

効率的な学習方法

小学校受験の対策を進めるためには、効果的な学習方法を取り入れることが必要です。シングルマザーや共働き家庭にとって、まとまった時間を確保するのは難しいです。そこで隙間時間を活用します。

朝の支度の時間はCDをかけ流します。小学校受験対策に向いた季節の歌や童謡をかけ流すことで、自然と覚えることができます。できればプリント問題を数枚解きましょう。そこで間違えた問題をチェックしておきます。

YouTubeでお話の記憶の問題をアップロードしています。画面をみなくても解けるように作っているので、隙間時間にぜひ活用くださいね。

着替えるときは、洋服たたみの練習です。小学校受験ではゼッケンを着ることもあり、きれいに畳むことを求められています。パジャマは甚平を選ぶことで、蝶結びの練習ができます。

食事中は野菜の季節などを覚える機会に打ってつけです。「ちくわは何からできている?」「マグロは海?川?」「サラダに入っているトマトは縦切り?横切り?」子どもとの会話を楽しみながら、マナを増やしていってくださいね。知らなかったことはメモしておきます。

出かけるときは元気よく「いってきます!」と声を出します。小学校受験ではあいさつや返事をする場面が多いです。しっかりとハキハキした声が出せるように練習しましょう。

登園時には理科的常識のクイズをします。影を見ながら太陽の向きを確認する、道端に咲いているスミレの季節は?今日は何月?今の季節の行事は?

街中のポスターやチラシは季節のイラストや写真がたくさん載っています。通しすがりに確認してみてくださいね。

帰宅中は、論理立てて説明する練習です。口頭試問では自分のことを話す場面もあります。今日は誰とどこで何をして遊んだのか、そのときどう感じたのかを話してみましょう。また、お友達との関わりから行動観察のシミュレーションをすることができます。「もし工作の時間にハサミが1個しかなかったらどうする?」「もしお友達が泣いていたらどうする?」いろいろな場面を想定して子どもを話し合ってみてくださいね。

食事の豆料理でお箸の練習にもなります。

お風呂の時間は復習タイムです。プリントやクイズで出して間違えた問題をお風呂で確認します。間違えても復習すれば大丈夫!私は、大きなゴミ袋に間違えた問題だけを集めたすごろくを書きました。お風呂に入りながらすごろくをして、問題を解いていきます。ゲーム感覚になって楽しかったですよ。

家にいるあいだはCDかけ流しです。間違えた図形問題などのプリントは壁に貼って、すぐに復習できるようにしています。季節の花などなかなか覚えられないものは全て壁に貼っていました。

寝る前の読み聞かせ絵本は学びの宝庫です。絵本のページをめくる前に「あなたがこのクマさんだったらどうする?」と話して、行動観察対策のシミュレーションをします。自分の考えを言葉にすることは口頭試問対策にもなります。

絵本の最後には絵本の内容に沿った問題を出すことで、お話の記憶にもなります。絵本を数冊読む場合は、1冊だけ姿勢を良くして絵本を見るのもいいでしょう。数分間だけでも姿勢を意識する練習は大切です。

もちろん隙間時間活用以外にしっかりと勉強する時間はとっています。それでも時間に追われてしまうので、このように工夫をしていました。

リラックスする時間を確保する

忙しい日々の中で小学校受験の対策に集中することも大切ですが、リラックスする時間を確保することも忘れてはいけません。ストレスがたまると集中力が落ちてしまうため、定期的に息抜きをすることで、効率的な学習が可能になります。家族でのレジャーや趣味の時間を大切にして、心身ともにリフレッシュしましょう。

まとめ

小学校受験は、シングルマザーや共働き家庭の方々にとって大きな課題でありますが、時間効率を意識した準備をすることで乗り切ることができます。スケジュールの最適化や効率的な学習方法の採用、リラックスする時間の確保など、様々な工夫が求められます。無理をしすぎない程度に一歩ずつ進んでくださいね。忙しい日々でも、効率的な時間の使い方を意識することで、小学校受験対策と家庭の両立ができますよ。