わが家の体験談
一人のシングルマザーとして子育てに奮闘する日々の中、私は子どもの教育にも力を入れたいと思っていました。そのために、学費が安く、先進的な授業を受けられる国立小学校への受験を決意しました。しかし、願書の記入が私にとっては大きな謎の一つでした。
小学校受験の願書、特に国立小学校受験の願書の内容はあまりネットで出てきません。通っていたお教室である程度の情報は聞けましたが、不安は残りました。「親の職業って合否に関係あるのかな?」「ひとり親家庭であることが不利になったりしないかな?」など、ネガティブな思考は続きます。
願書の内容は学校によってさまざまですが、国立小学校の願書は概ね似ていると思います。我が家は複数校受験をしましたが、基本的な記入内容は同じでした。
まずは、「願書の内容にきを取られなくて大丈夫。そこで時間を取られるなんで無駄だった!」と、小学校受験対策中の私に伝えたいです。
もちろん、志望理由を書く欄がある学校もありましたが、私立小学校のような願書ではありません。国立小学校独自の教育方針に納得して入学できるかということを問われていました。
小学校受験の願書記入の経験は、私にとって大きな学びとなりました。シングルマザーとしての立場を理解してもらうために、率直に情報を提供することの重要性を再認識しました。また、子どもの将来に対する期待や願望を明確にすることで、自分自身の信念を強く持つことができました。
そして、願書を提出した後は、待つしかありませんでした。国立小学校受験には抽選があるため、出願しても試験を受けられない可能性があります。緊張と期待が入り混じった日々でしたが、最終的には学校から合格の通知が届きました。私の子どもと共に、新たな一歩を踏み出す喜びと幸せを感じました。
一人のシングルマザーとしての国立小学校受験の願書記入は、決して容易な道ではありませんでした。しかし、その過程で私は自分自身の強さや信念を再確認することができました。私の子どもとともに、新たな一歩を踏み出すことができたのは、私にとって貴重な経験となりました。
願書の内容
国立小学校受験の願書は、一般的に以下のような内容が含まれますが、学校や地域によって異なる場合もあります。
- 基本情報: 子どもの氏名、生年月日、性別、住所などの個人情報が含まれます。また、保護者の氏名や連絡先も提供する必要があります。
- 前学歴: 保育園や幼稚園などに通っていた場合は、その情報も提供することが求められます。前の学校名や在籍期間などを記入します。
- 家族構成: 両親や兄弟姉妹の情報が記入されます。親の職業や学歴、兄弟姉妹の人数や年齢などが含まれます。
- 住所や連絡先: 通常、保護者の連絡先や連絡先変更がある場合の住所や電話番号を提供する必要があります。
- 健康情報: 子どもの健康状態やアレルギー、持病などの健康情報が求められることがあります。これは、学校が適切なサポートを提供するために重要です。
- 志望校に関する情報: どの学校を志望しているのか、その理由や希望する理由を記入する欄があります。また、家庭での教育方針や子どもの特技や興味なども記入することがあります。
- その他: 願書には、学校が特に知りたい情報や、家庭での特別な事情などを記入する欄が含まれることもあります。
願書を書くときのポイント
願書を書く際には、いくつかの重要なポイントに留意することが求められます。以下に、願書を書く際に大切なことをいくつか挙げてみます。
- 正確な情報提供: 願書に記入する情報は正確であることが不可欠です。子どもや保護者の氏名、生年月日、住所などの基本情報を間違えずに記入しましょう。誤った情報は後々問題を引き起こす可能性がありますので、慎重に確認しましょう。
- 志望校への理解と興味: 願書にはなぜその学校を志望するのか、どのような点に興味があるのかを明確にすることが求められます。その学校の教育方針やカリキュラム、特色などについての理解を示し、なぜその学校が自分や子どもにとって最適であると考えるのかを具体的に記述しましょう。
- 誠実さと率直さ: 願書を書く際には誠実さと率直さが重要です。虚偽の情報や誇張は避け、自分や子どもの本当の姿を正直に伝えることが求められます。
- 丁寧な言葉使いと文章構成: 願書は学校側との最初のコミュニケーションの場でもありますので、丁寧な言葉使いと適切な文章構成が求められます。文法や表現に注意し、分かりやすく伝えることを心掛けましょう。
- 提出期限の厳守: 最後に、願書の提出期限を守ることも大切です。提出期限を過ぎてしまうと、受験の機会を逃してしまうのので、早めに準備をし、提出期限を厳守しましょう。
まとめ
国立小学校受験の願書の内容を正確に理解し、慎重に記入することが重要です。
基本情報や家族構成だけでなく、保育園・幼稚園や健康情報なども正確に提供することで、学校側が子どもを適切にサポートできるようになります。また、字を丁寧に書くことは必要不可欠です。忙しい合間で願書を書かなければなりませんが、ゆっくり丁寧な字を心がけてくださいね。国立小学校は説明会がありません。願書提出の時期に、学校側がわが子を初めて知る機会になります。
お恥ずかしながら……私は字がすごく下手です。今も苦手意識があります。それでも、願書を少しでも綺麗に書きたくて市販の美文字練習を買って毎日少しずつ練習をしました。
ペン字はなるべく早く練習をしたほうがいいです。綺麗になるまでに時間がかかることと、小学校受験直前期になるとペン字を練習する暇もなくなるからです。
文字は一生ものですので、この時期に必死になって練習して良かったなと思いました。
今も苦手意識はありますが、子どものひらがなを教えることができています。習字に習いに行く費用を節約できてラッキーでした(笑)
ペン字を練習していると姿勢も意識するようになり、面接のときにも役立ったように思います。いろいろな良いことがたくさんあったのでオススメです。
丁寧な言葉使いと文章構成で願書をまとめ、子どもの小学校受験を少しでも後押しできると良いですね。これらのポイントを踏まえて、願書を書く際には慎重に準備をし、自分や子どもの良い面を引き出せるよう努めてみてくださいね。