小学校受験ではハサミなどの道具を適切に使えているかどうかがとても大切です。工作などを通して、試験官は採点をしています。
糊やホッチキスに比べて、ハサミは子どもにとって難しい作業の一つです。
ただ切るだけではなく、丁寧に作業を進める必要があるからです。
子どもにとって無理のないレベルで進めていくことが大切ですので、できるところから始めてみてくださいね。
すぐにできるアイデアから小学校受験対策にもなる練習まで幅広く書きました。お金をかけずにできる内容もありますので、シングルマザーや共働き家庭の方に特におすすめです。
子どものハサミ使い方ガイド
子どもがハサミを使うことは、子どもの手指の発達や創造性を促進する素晴らしい方法です。しかし、ハサミを使用する際には十分な安全対策が必要です。ここでは、子どもがハサミを安全に使うためのヒントとコツについてご紹介します。
時間に限りのあるシングルマザーや共働き家庭の方にもすぐに実践できる内容をまとめました。
1. 適切なハサミを選ぶ
子ども向けのハサミは、小さな手にフィットしやすく、安全な先端が特徴です。丸みを帯びた先端のハサミを選ぶことで、 安全を確保しましょう。

2. 正しい姿勢を確保する
子どもがハサミを使うときは、正しい姿勢が重要です。子どもの座る椅子やテーブルの高さを調整し、肘をしっかりと支えることで、安定感を確保しましょう。
3. 安全な環境を整える
ハサミを使う場所は、安全であることを確認しましょう。鋭利な物や危険な障害物がないことを確認し、万が一の事故に備えておきましょう。
4. 正しい持ち方を教える
子どもにハサミの正しい持ち方を教えることも大切です。親指をハサミの穴に通し、人差し指と中指でハサミのループを握るように指導しましょう。
お腹の前でハサミを持ち、ゆっくりと刃先を広げて切ります。
5. 簡単な活動から始める
子どもにとって初めてのハサミの経験は、簡単で楽しい活動から始めることが大切です。折り紙や色画用紙を切る練習から始め、徐々に難易度を上げていきましょう。最初はチョキンと1回だけきる作業から始めます。
6. 時間をかけて練習する
ハサミを使う技術は、時間と練習が必要です。子どもは根気よく練習して、自信をつけるようにサポートしましょう。
7. 見守りを怠らない
子どもがハサミを使う際は、常にその子を見守りましょう。子どもが安全に使えるように手助けし、事故を未然に防ぐことが重要です。

ハサミ上達アイデア
子どもがハサミの技術を向上させるためのアイデアはたくさんあります。以下にいくつかのアイデアを挙げてみますね。
シングルマザーや共働き家庭の方にもおすすめの内容です。
厚紙を切る
子どもにとって薄い紙を着ることは意外にも難しいものです。左手でヒラヒラと動く紙をしっかりと固定して、右手ではハサミを動かす。これを同時にする作業は難易度が高いです。
厚紙を切る練習をすることで、左手は支えるだけでいいので、手先のコントロールや力の調節を向上させることができます。厚紙を用意して、まずは好きな形に紙を切る練習をしてみましょう。
厚紙を買わなくてもお菓子の空き箱などで代用ができますよ。
折り紙を切る
ハサミの練習に飽きてきたら、他の遊びと組み合わせてみましょう。色々な形の折り紙を用意し、それを切る練習をさせると良いでしょう。
開いたらどんな模様になるのかが楽しみでどんどん切るかもしれません。
正確に切ることよりも、まずはハサミの作業は楽しいということを知ることが大切です。
紙人形や紙飛行機を作る
子どもが自分で紙人形や紙飛行機を作ることで、ハサミの使い方や創造力を向上させることができます。子どもに紙人形や紙飛行機を作る楽しさを教え、自分で切って作ることを促してみましょう。
何かを完成させるときは、作業を丁寧にしないとうまくいきません。自分の好きなものを作るとき、子どもは自ら作業を丁寧にする大切さを知ることができます。
ギフトカードを作る
大切な人への贈り物だと子どもは気持ちを込めやすくなります。誕生日や行事を利用して、ギフトカードを作ってみましょう。
最初は切り抜いた色紙を貼るだけでもいいですが、ポップアップカードなどを作れるようになると楽しい気持ちがより増していきます。
丁寧に作業をすることの大切さを、徐々に知っていきましょう。
小学校受験対策にもなるアイデア
ここまでできたらいよいよ小学校受験対策です。
今までは「楽しいから始まる学び」でしたが、さらにレベルを上げていきます。
小学校受験の考査では、ハサミを丁寧に正確に扱う必要があります。
どのレベルまで求めるかは志望校によっても違いますので、ご自身の志望校の過去問などを参考にしながら進めてみてくださいね。
シングルマザーや共働き家庭の方でもすぐにできる内容を集めました。
線に沿って切る練習
小学校受験では、線に沿って切る練習をすることで正確さを身につけることが重要です。まずは2cm幅の太い直線を切る練習から始めます。線の真ん中を切れるようになったら、徐々に線の幅を狭くしていきます。
直線が綺麗に切れるようになったら、円やぐるぐるを切る練習をしてみましょう。ドット絵や波線など、色々な形の線を描いた紙を用意してみてくださいね。
紙の厚さや大きさを変える
厚紙は切りやすく、薄い紙は切りづらいと先ほどお話をしましたが、考査でどのような素材が出てもいいようにいろいろな紙で練習してみましょう。厚紙・折り紙・半紙・フェルト生地などたくさんあります。
また、折り紙サイズの紙は切りやすいですが、A4サイズの大きさになると切り辛く感じてしまいます。ラッピング用の包装紙などを残しておいて、大きな紙を切る練習もしてみてくださいね。
穴あけ練習
半分に折った紙を切り抜くことで線対称の対策にもなります。どのような模様ができるか想像しながら切ると楽しいです。子どもには、穴あけ練習をすることで手の指先の力を養うことができます。
線の上を切る練習にもなりますよ。出来上がった作品は壁などに貼って、子どものやる気を促してみてくださいね。
他の巧緻性もやってみる
ハサミがなかなか上達しない場合は、そもそも指の力が備わっていないのかもしれません。子どもの箸の使い方、粘土の作業などを見て手先の力がついているか確認してみてください。
子どものレベルにあっていない練習は結果的に遠回りになってしまいます。
その子どもにあったレベルの練習をするためにも、まずは手指の力をつけるところから始めてみてくださいね。
箸の練習方法や手指の力の付け方はこちらで確認できます。
これらのアイデアを使って、子どものハサミの技術を向上させることができます。楽しい活動を通じて、子どもの発達をサポートしましょう。
まとめ
子ども向けのハサミの使い方は、安全と指導が重要です。適切なハサミを選び、正しい姿勢と持ち方を教え、安全な環境で練習することで、子どもの手指の発達や創造性を促進しましょう。
