「子どもの自信を育てる!恥ずかしがり屋な子どものための5つの方法」【シングルマザーの小学校受験体験記】

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小学校受験

アラサーシングルマザーです。
実家援助なし、低所得世帯でしたが娘の小学校受験に挑戦しました。
結果は受けた学校全て合格。
国立小学校へと進学します。

好きなもの 読書
好きな食べ物 さんまの塩焼き
苦手なもの ホラー

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恥ずかしがり屋の子どもが自信をつけることは、子どもの成長にとって重要です。ここでは、保護者の方が取り入れられる5つの方法を紹介します。お金をかけずにできる内容をまとめました。お金や時間をかけずにできるのでひとり親家庭や共働き家庭の方も試してみてくださいね。また、小学校受験にも役立つ内容ですので、できるところから始めてみてください。

恥ずかしい殻を破る5つの方法

肯定的な言葉と励まし

子どもには肯定的な言葉や励ましの声が大切です。子どもが何かを成し遂げたり、努力したりした際には、その努力を認めてあげましょう。「できたね!」や「素晴らしい努力だったね」といった言葉が子どもの自信を高めます。

子どもがお絵かきをしているとき、「素敵な絵だね。色の使い方が上手だね。ママ好きだな」と具体的に褒めることで素直に喜ぶことができます。

小学校受験では初めて会うお友達と仲良く遊んだり、ゲームをしたりすることがあります。行動観察と呼ばれるものですが、その際にうまく子ども同士でやりとりをすることが大切です。物おじせずに堂々と振る舞える自身は一朝一夕で身につくものではありません。普段から自信あふれる気持ちでいられるために、褒める頻度はどんどん増やしてみましょう。

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新しい経験をサポート

新しい経験や挑戦に臆病になる子どもも多いです。子どもが新しいことに挑戦する際には、子どものペースを尊重し、必要なサポートを提供しましょう。少しずつ慣れていくことで、子どもの自信が徐々に高まります。

公園などで新しい遊具に挑戦する際に、手を握って一緒に行き、必要ならば安全についてのアドバイスを伝えます。全てのことにチャレンジできなくても、できたところを見つけて誉めてみましょう。周りの子どもと比べることはせず、その子自身の成長を見守ってみてくださいね。ゆっくりに見える子どもも着実に成長していますよ。

小学校受験では初めて会う先生にも元気よくあいさつをしたり、質問に答えたりする必要があります。小さな声になってしまったり、姿勢が悪かったりすると減点対象です。新しい環境でも普段通りの自分でいられるためには模試を活用することも一つの手です。

公園の砂場や公民館の遊び場などで「いっしょにあそぼう」と声をかける練習をしたり、駅員さんにあいさつをしたりして恥ずかしい殻を少しずつ破ってみてくださいね。

いきなり子ども一人で声をかけることは難しいと思いますので、保護者の方が適宜フォローされてみてください。

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規則的な称賛

子どもは褒められることで自信を得ることができます。毎日のルーチンや行動に対して積極的に褒めることで、子どもの自己評価が向上し、自信をつけることができます。

毎晩の歯磨きを終えた後、「毎日歯磨きをしているから、虫歯にならないね」と褒めるとコツコツ続けることがいいことだと実感することができます。また保護者の方も毎日のルーチンを褒めることで、1日の褒める回数を必然的に増やすことができます。

むやみやたらに褒めることは逆効果ですが、その子どもにあった声かけを見つけて褒めてみてくださいね。

小学校受験をされる家庭はほぼ毎日勉強をしているかもしれません。決められた量を勉強できたら、その都度褒めてみてくださいね。また、子どもにとってどれくらい勉強をすればいいか分からないと継続する意欲が出なくなってきます。その日する勉強内容は紙に書き出して、リスト化することで子どものやる気を引き出すことができます。

勉強のタスクを一つこなすごとに褒めることができるので、相対的にみても褒める回数を増やすことができますよ。

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模倣を促す

子どもは大人や兄弟姉妹を見て学ぶことが多いです。まずは保護者の方の行動や振る舞いを模倣する機会を与えてみましょう。その際には、子どもの取り組みを積極的にサポートし、称賛することが重要です。

保護者の方が読書をする姿を見て、子どもも本を手に取り、ページをめくりながら真似をしたとします。そのとき、「ママと一緒に読書するの楽しいね!」と声をかけてみましょう。

また、なかなかチャレンジできない遊具があるなら保護者の方がまず楽しむ姿を見せることも大切です。あいさつをなかなかできない子どもなら保護者の方が元気よくあいさつをする姿を見せてみましょう。

子どもがチャレンジしない原因の一つに「ママ(パパ)がしているのをみたことがない。だから怖い。やりたくない」ということがあります。

面接練習などで声が小さくなってしまう場合などは、保護者の方がお手本を見せてみましょう。その姿を1回見ただけでは模倣することは難しいです。何度もお手本を見せて、印象を与えてみてくださいね。また、動画を撮ることで自分自身を客観視することができます。

「まなぶ」ことは「まねる」ことから始めるので、遠回りのように感じますが試す価値はあると思います。

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失敗を受け入れる

失敗は成長の機会です。子どもが失敗した際には、その経験を否定せず、むしろ失敗から学ぶことの大切さを教えましょう。子どもが失敗を乗り越えることで、自信を持ちながら成長していくことができます。

パズルを解こうとして失敗した際に、「パズルは難しいけど、最初から全部やる必要はないよ。一つずつ試してみようね」と言って、次の挑戦を促すなど、段階を踏んでチャレンジすることも一つです。

小学校受験対策をしていると失敗の連続だと思います。悔しい思いをして泣いてしまう子どももいるのではないでしょうか。

悔し涙はとても強い力を持っています。そのことを子どもに伝えて、次の挑戦につなげてみましょう。

解けない問題がある場合は何度も挑戦することも大切かもしれませんが、その子どもにあったレベルまで落とすことも重要です。解けるレベルまで落としたら、ほんの少しずつレベルを上げていきましょう。

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問題が解ける達成感から次の勉強の意欲へとつながります。無理な難題をするよりも、コツコツ積み上げていく方が理解度も高まりますよ。

これらの方法を通じて、恥ずかしがり屋の子どもでも自信をつけることができます。保護者の愛情とサポートが子どもの成長に欠かせない要素です。

お金や時間をかけずにできるのでひとり親家庭や共働き家庭の方も試してみてくださいね。