小学校受験を経験したから気になる”やってはいけない小3までの親の習慣”を読んで

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小学校受験

アラサーシングルマザーです。
実家援助なし、低所得世帯でしたが娘の小学校受験に挑戦しました。
結果は受けた学校全て合格。
国立小学校へと進学します。

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好きな食べ物 さんまの塩焼き
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小3までは天使!?

オギャーと生まれてから毎日わが子のために生きている

そう言っても過言ではありません。

ご飯を用意したり、お風呂に入れたり、お金を稼いだり。

毎日慌ただしく動いていますが、子どもはその様子もお構いなしに「ねー!ねー!見て〜」と声をかけます。

「ママみてー!」「こっちきて〜」

嬉しい反面、「ちょっと待ってて」と答えることもしばしば……

ママみて。こっち来て。

いつまで続くのでしょうか?

9歳以降になると幼児期を離れ対象とのあいだに距離をおいた分析ができるようになります。

参考https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/shiryo/attach/1282789.htm )

文部科学省

ちょうどこの本書と同じ小3ですね。

個人差はあると思いますが、小学3年生になる頃には幼児期のような甘えが少しずつ減ってくるのではないでしょうか。

小学校受験が終わるとすぐに新1年生です。

3年もすれば子どもは少しずつ親から離れていきます。

それは自立への一歩です。

これからの3年間

お正月・節分・お月見など1年に1回の行事はあと3回です。

小4になったからといってすぐに離れるわけではありませんが、子どもが親に寄り添って行事を楽しむことは減っていきます。

◯月◯日という今日はもう二度と戻ってこない

やり直したくても戻れない

そう考えると子どもからの呼びかけが愛おしく感じてきます。

かけがえのない時間を悔いのないものにするために、こちらの本書を参考にすることにしました。

[中学受験]やってはいけない小3までの親の習慣 

より良い親子関係を気づくために(本書の内容)

ここからは本書で書かれた内容を抜粋しています。

すぐに実践できることばかりです。

さらに詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。

今ならネットで立ち読みができるようですよ。

子どもは9歳前後で自分を客観視できる能力を獲得していきます。

自分を励ましてくれるもう1人の自分

機械的な処理ではなく試行錯誤する思考力も身に付きます。

子どもの発達時期に応じた環境を与えて、接していくことによってこれらは培われていきます。

「なぜそう思った?」と子ども自身に自分の考えを見直すように促すことが大切です。

イライラしている自分、やりたくない自分を客観視します。

小学校中学年から自己肯定感が弱くなる傾向にあります。

それは、他者と比べることが多くなるからです。

低学年までは自分はできる子だという自信がありますが、劣等感を感じたり、親に褒められても「何でお母さんはわからないんだろう」と考えたりしてしてしまいます。

この時期を乗り越えると子どもの自己肯定感は再び強くなっていきます。

多少は凹んでも変わらずに親が子どもを認めることが大事です。

無駄に他者と比較したりせず、いつも頑張っていることを褒めていれば子どもは「別にいつも1番出なくていい」「少し下がってもまたが頑張ればいい。」と思えるようになってきます。

褒めて自己肯定感を回復させ、「私は考えることができる子だ」「頑張れる子だ」という自信を育んでいきます。

そこで大切なことは言葉や会話を意識することです。

母親の嬉しい気持ちはそのまま出していきましょう。

「お母さんの顔は叱るときは怖いけど、いつもはやさしい」であってほしいです。

例えば、親自身のスマホの使い方を振り返ってみましょう。

子どもに呼びかけられたら画面から目を外して正面から答えます。

「早くやりなさい」「イヤなことは先に片づけなさい」とは言いません。

終わったら褒めて晩御飯を美味しく食べます。

勉強がイヤだというよりお母さんのその言い方がイヤ、表情がイヤという気持ちが強くなっていることが多いからです。

新1年生は期待と不安が入り混じっています。

小学校1年は習い事を詰め込みすぎないようにします。

初めての社会で社会性を身に付けること、他社の関わりやルールを知ること、生活習慣を身に付けることが大切です。

小1でも利発的で賢い子と感じる子どもとはどんなものでしょうか。

どんなに語彙が幼くても自分の考えていることを言葉で表現できるか、表現しようとしているかがポイントです。

親子の特徴は、親が比較的ほがらかである、ユーモアがある、親子共によく笑うことが挙げられます。

真面目でおとなしい子は親の「勉強の役に立つから」と与えられた遊びをこなすけど、心の奥では楽しめていないことが多いです。

小2〜3ではっきり表に出てくるでしょう。

子どもと遊ぶ時、本を読むときは成績を忘れて目の前の子どもと一緒に楽しみ、楽しんでいる自分の表情を子どもに見せることが必要です。

親の意識が変わると子どもは必ず変わっていきます。

他にも情操教育を始める時期などについても書かれています。

ぜひお手にとって読んでみてくださいね。

親子の関わり方

本書を読み、心にグサッと刺さったものがたくさんあります。

わが子の遊びには「勉強の役に立つから」という目線で選んでいました。

小学校受験対策中は考査に出題される内容をいつも意識して過ごしていました。

受験が終わったあとも「さんすうの役に立ちそう。社会の都道府県を覚えるのに役に立ちそう」そんなことばかり考えてしまいます。

それでもわが子は楽しんで遊んでいると思っていましたが、心の奥では楽しめていないのかもしれません。

あと1〜2年ではっきりと表に出てくると考えると怖いものがあります。

わが子は読書が好きでよく図書館へ行きます。

まずは、わが子が読みたい本だけを借りることから始めたいと思います。

いつもは「これは〇〇を覚えるのに良さそう」などと考えて選書していました。

親が手を離していく時期なのかもしれません。

ついつい眉間にシワを寄せて注意ばかりしてしまいますが、私自信が朗らかで、ユーモアを持ち、たくさん笑うことを心がけたいと思います。

受験対策期間中は必死すぎて遠い未来のことを考えられていませんでした。

これから新しい環境に入り、新生活が始まります。

心機一転!

いつまでも「ママだいすき」と言われるような人になりたいと思います。

本書にはより具体的な内容が書かれています。

それらを実践してみてどのように親子関係が変わっていったか、また後日談として書きたいです。